データベース連携の対策と有料問題集を一部紹介
データベース連携の出題範囲
まず、PHP8技術者認定初級試験の勉強をする前に公式サイトに掲載の出題範囲を確認してみましょう。
2025年時点で、データベース連携の出題率は、全体の5%とされています。40問のうち5%なので2問出題されるかどうかということです。データベース連携は、PHPとデータベースを連携するための基本的な知識として、リレーショナルデータベース(RDB)の概念、SQL(データ操作)、PDO(PHP Data Objects)を活用したデータベース接続、トランザクション処理について理解することが重要です。
- PHP 7.4.x から PHP 8.0.x への移行 -データベース連携に関する公式サイトの情報
データベース連携では、何を問われるのでしょうか?公式サイトを確認すると、以下の情報があります。
ひとつ目の主教材は、1000ページ(電子版)もの情報が詰まった教科書です。二つ目は、40問を厳選した250ページ(電子版)ほどの問題集です。
いずれも公式教材なので、両方使うのがベストですが、教科書は網羅性が高い一方で情報量が多く、タイムパフォーマンスやアウトプット学習が少なくなるなどの面でデメリットがあります。
問題集は、試験対策用のアウトプットには適していますが、網羅性が低いという点でデメリットがあります。
両方の教材を購入すると網羅性は高まりますが、5,000円を超えるコストと大変な学習時間を必要としてしまいます。
すでに教材や問題集を使っている方は、イントロダクションの内容をじっくり確認してみてください。そうでない方のために、イントロダクションの内容を紹介します。
データベース連携で問われる内容
前提として、当サイトでは主教材である「独習PHP 第4版(翔泳社)」やPHPマニュアルを読み込んだ上での見解をお伝えしています。
「データベース連携」は、SQLの基本を理解した上で、PDOを用いたセキュアなプログラムを実装できること が求められます。試験対策では、SQLの書き方・PDOの使い方・エラーハンドリング・トランザクション処理 に重点を置いて学習してください。
以下の内容を押さえた上で学習を進めると理解が早いです。
例えば、以下のような基本的な内容は確実におさえておきましょう。
- リレーショナルデータベース(RDB)
主キー(Primary Key)
- テーブル内のレコードを一意に識別するためのフィールド。
- AUTO_INCREMENT で連番を自動生成可能。
外部キー(Foreign Key)
- 他のテーブルの主キーを参照し、リレーションを構築するためのフィールド。
オープンソースのRDBMS
- PostgreSQL
- MySQL
- MariaDB
- SQLite
商用のRDBMS
- Oracle Database
- Microsoft SQL Server
- IBM Db2
- SQL(データ操作)
SQL(Structured Query Language)はデータの操作や管理を行う言語。
- データの挿入
INSERT INTO member (name, old, sex) VALUES ('Taro', 30, '男性');
- 新しいレコードを挿入する。
- 文字列や日付は
' '
(シングルクォート)で囲む。- データの更新
UPDATE member SET old = 35 WHERE name = 'Taro';
WHERE
を指定しないと、すべてのレコードが更新されるため注意。- データの削除
DELETE FROM member WHERE name = 'Taro';
WHERE
を省略すると、全レコードが削除される。- データの取得
SELECT * FROM member;
SELECT old, sex FROM member WHERE old >= 30 AND sex = '男性';
SELECT *
はすべての列を取得。- 条件を指定する場合は
WHERE
句を使用。- グループ化と集計
SELECT sex, AVG(old) AS average_age FROM member GROUP BY sex ORDER BY average_age DESC;
GROUP BY
でグループ化し、AVG()
で平均年齢を計算。ORDER BY average_age DESC
で降順ソート。- データベース抽象化レイヤー
- データベースごとの違いを吸収し、統一的な操作を提供
- PDO(PHP Data Objects)
- PHP標準のデータベース接続クラス
- MySQL, PostgreSQL, SQLite など、複数のDBに対応
以下は PDO を使用したデータベース接続の例:
$dsn = 'mysql:host=127.0.0.1;dbname=testdb;charset=utf8'; $username = 'root'; $password = 'password'; try { $db = new PDO($dsn, $username, $password); echo "接続成功"; } catch (PDOException $e) { echo "接続失敗: " . $e->getMessage(); }
独学で学習される方へ
すでにエンジニアである方や他のプログラミング言語で開発経験がある方は、PHP8の学習にさほど苦労しないでしょう。
一方で、開発経験がない方が、主教材や問題集のみでPHP8の内容を深く理解し合格に至るのはとても困難です。
中には問題集や過去問に絞った薄っぺらい学習で合格点に至るケースもあるでしょうが、そのような勉強方法で合格しても何の役にも立たないでしょう。
何のためにPHPというプログラミング言語の試験を受けるのでしょうか?エンジニアを目指す方もいればより高い技術力を高めたいという方もいるでしょう。少なくとも、ただ合格するためだけではないはずです。
過去に私もそのような気持ちで試験を受けた経験があるのでよくわかります。合格はしましたが、大事なのはどのようなプロセスで勉強して合格するかです。そしてその後どのように活用するかです。試験のためだけの学習で終わっていたら、今のように次から次へと新たなサービスを開発して起業するといった状況にはなっていなかったでしょう。
試験はきっかけにすぎません。PHPの理解を深め、手を動かして開発してはじめて生きるのです。そうなるためにも学習を通じてPHPへの理解を深め、好奇心をもって手を動かして学んでみてください。
データベース連携の有料問題を一部紹介
PHP8技術者認定初級試験学習サイトで用意している、データベース連携の有料問題を一部紹介します。
有料問題の一部とサンプル問題をやってみて、PHP8技術者認定初級試験合格のための勉強に役立つと思ったら、ぜひ有料問題集にチャレンジにしてみてください。
PHP8技術者認定初級試験学習サイトの使い方
まずは、サンプル問題をやってみてください。
サンプル問題で要領を掴んだら、有料問題集にチャレンジしてみてください。
有料問題集を申し込んでいただくと、月額3,300円ですべての問題集をフル活用することができます。一度受験した経験がある方は、3ヶ月もあれば十分に学習できるでしょう。 初めてPHP8初級試験に臨むという方は、6〜12ヶ月を目安に学習してみましょう。勉強時間にすると1日30分として、90~180時間もあれば十分な実力がつくはずです。
じっくり勉強して理解を深めたり、上級試験やウェブデザイン技能検定1級などの難関試験に備えたいという方もいらっしゃるでしょう。 その場合は、年割りプランがおすすめです。2ヶ月分お得でじっくり1年間問題集をフル活用して本番に臨めます。
ぜひ、PHP8技術者認定初級試験学習サイトをフル活用して、PHP8技術者認定初級試験合格を勝ち取ってください!