ウェブビジュアルデザインの対策と有料問題集を一部紹介

ウェブビジュアルデザインとは?

ウェブビジュアルデザインの定義を試験要項で見てみると、2級とあまり変わらないことがわかります。では、何が違うのでしょうか?

一言で言うと、求められるレベルが全く違います。1級は、試験要項記載のそれぞれ項目に対して「詳細な知識」を問います。具体的には、ウェブサイトのデザインと構築における高度な技術や実践的なスキル、マルチメディアデータの効率的な活用方法について、深い理解が求められます。

具体例をみた方がイメージしやすいので、2級と1級の過去問を抜粋して比較してみましょう。

ウェブビジュアルデザイン1級と2級の過去問を比較

ウェブデザイン技能検定2級の過去問では、ウェブビジュアルデザインは以下のような問題が出題されています。

RGB は加法混合により表現される。

- ウェブデザイン技能検定2級過去問より -

正解か不正解かの2択問題で1(正解)が答えです。この問題は、ウェブカラーデザインという分野から出題されており、2級まではこのような形で基礎的な知識を問う問題が多く見られます。

では、1級の過去問を見てみましょう。

hex カラーの赤 #ff0000 を hsl 関数で表すと、hsl(0, 100%, 100%)になる。

- ウェブデザイン技能検定1級過去問より -

答えは不正解です。hsl(0,100%,50%)が正解となります。この問題は、hexカラーとhsl関数の双方を理解してその使い方を熟知していることが求められる内容です。2級までに求められる基本的な知識だけでは対応できないことがすぐに理解できるでしょう。

過去問3年分の150問からわかること

1級のウェブビジュアルデザインの過去問3年分を調べてみると、以下のような問題が出題されています。※選択肢もしくは正誤問題。

hex カラーの赤 #ff0000 を hsl 関数で表すと、hsl(0, 100%, 100%)になる。

2つの色の明度差を算出するために使用される計算式はどれか。適切なものを以下より1つ選択しなさい。なお、 選択肢中の R、G、B は RGB 値における、赤 (R)、緑 (G)、青 (B) の値を 0〜255 の 10 進数で表したものを代入する。

  1. {(R×587) + (G×114) + (B×299)}/1000
  2. {(R×587) + (G×299) + (B×114)}/1000
  3. {(R×299) + (G×587) + (B×114)}/1000
  4. {(R×299) + (G×114) + (B×587)}/1000

32-bit color についての説明として適切なものを、以下より 1 つ選択しなさい。

  1. 8-bit 分は全てダミー情報である。
  2. 24-bit color に比べて 8 倍の色数を扱うことができる。
  3. 24-bit color と扱える色数は同一である。
  4. 16-bit color を重ねて表示する手法である。
- ウェブデザイン技能検定1級過去問より -

共通する分野ではありますが、求められる知識がそれぞれ異なっています。hexカラーへの深い理解があったとしても、32-bit colorの理解が深いとは限らないでしょう。

しかもこの二つの問題は異なる年に出題されてきることから、毎年少しずつ傾向が変わることを意味しています。

これでは、過去問をマスターしたとしても、ウェブデザイン技能検定1級試験の対策は不十分になる可能性が高いと言えるでしょう。

ウェブデザイン技能検定1級合格のための対策

ウェブデザイン技能検定1級合格のためには、過去問の演習だけでは難しいことがわかりました。では、どのような対策を行えばいいでしょうか?

最も効果的かつ現実的な対策は、過去問で出題されたカテゴリーに関する学習を深めていくことです。

ウェブビジュアルデザインの場合は、これまでの過去問で出題されたことのある以下の分野を、過去問で出題されていない内容を中心に学習を深めていくことで、出題頻度の高い分野を網羅的に学習することができます。その結果、過去に出題されたことない内容の問題が出てきても、対応できるようになるでしょう。

  • ウェブカラーデザイン
  • 画像(イメージ)データの種類と加工、利用
  • テキストの種類と利用

さらに、出題頻度に関わらず、試験要項記載の分野を網羅的に学習を深めることで、より合格率を高めることができるでしょう。

自分の力だけで乗り越えられるか?

ご自身で過去問以外の内容についても学習を深めることができれば、難易度の高いウェブデザイン技能検定1級も合格できるでしょう。

しかし、ゼロから勉強方法を見つけ出しトライアンドエラーを繰り返すことになるため、合理的な勉強方法を確立するのは簡単ではありません。

おそらく、ウェブデザイン技能検定1級合格を目指す方は、意識が高く仕事以外にも多くの自己研鑽をしていたり、家族をお持ちの方もいるでしょう。そのような環境下で、自分の力だけでゼロから合格につながる勉強方法を確立するのは、多くの時間と労力がかかり、極めて難しいのではないでしょうか?

ウェブビジュアルデザインの有料問題を一部紹介

ウェブデザイン技能検定1級学習サイトで用意している、ウェブビジュアルデザインの有料問題を一部紹介します。

有料問題の一部とサンプル問題をやってみて、ウェブデザイン技能検定1級合格のための勉強に役立つと思ったら、ぜひ有料問題集にチャレンジにしてみてください。

ウェブデザイン技能検定1級学習サイトの使い方

まずは、サンプル問題をやってみてください。

サンプル問題で要領を掴んだら、有料問題集にチャレンジしてみてください。

有料問題集を申し込んでいただくと、月額3,300円ですべての問題集をフル活用することができます。一度受験した経験がある方は、3ヶ月もあれば十分に学習できるでしょう。 2級合格者で初めて1級に臨むという方は、6〜12ヶ月を目安に学習してみましょう。勉強時間にすると1日30分として、90~180時間もあれば十分な実力がつくはずです。

じっくり勉強して理解を深めたり、1級試験に備えたいという方もいらっしゃるでしょう。 その場合は、年割りプランがおすすめです。2ヶ月分お得でじっくり1年間問題集をフル活用して本番に臨めます。

ぜひ、ウェブデザイン技能検定1級学習サイトをフル活用して、ウェブデザイン技能検定1級合格を勝ち取ってください!