ワールドワイドウェブ(WWW)法務の対策と有料問題集を一部紹介

ワールドワイドウェブ(WWW)法務とは?

ワールドワイドウェブ(WWW)法務では、試験要項記載の知的財産権とインターネット、インターネットに関わる法令等の内容について学習します。

2級では上記の内容に関する基本的な知識を問われることがメインでしたが、1級では2級以上の知識とより実務に即した内容が問われます。例えば、著作物を社内で利用する場合の注意点やステルスマーケティングについて事業者表示となる場合の判断基準などが問われます。

法律やビジネス利用の際の注意点などは日々アップデートされるので、過去問を数年分やった程度の知識ではとても対応できない内容となるため、最新の法律や事例を網羅的にキャッチアップできるような勉強をしていかないと極めて難しいレベルの問題となります。

具体例をみた方がイメージしやすいので、2級と1級の過去問を抜粋して比較してみましょう。

ワールドワイドウェブ(WWW)法務1級と2級の過去問を比較

ウェブデザイン技能検定2級の過去問では、ワールドワイドウェブ(WWW)法務は以下のような問題が出題されています。

複製権は次のどの法律に含まれる権利か。以下より1つ選択しなさい。

  1. 特許法
  2. 商標法
  3. 著作権法
  4. 文化財保護法
- ウェブデザイン技能検定2級過去問より -

この問題の正解は3です。基本的な著作権法の知識を問う問題です。

では、1級の過去問を見てみましょう。

大量の論文データを収集し、照合して盗用がないかチェックし、盗用箇所の原典の一部分を表示するような情報解析サービスは、著作権の侵害となる。

- ウェブデザイン技能検定1級過去問より -

この正誤問題の正解は誤りですが、すぐにわかったでしょうか?1級レベルとなると、実務を行う上でどのような法律に抵触する可能性があるかを正しく理解しておくレベルの幅広い知識が求められます。2級までに求められる基本的な知識だけでは対応できないことがすぐに理解できるでしょう。

過去問3年分の150問からわかること

1級のワールドワイドウェブ(WWW)法務の過去問3年分を調べてみると、以下のような問題が出題されています。※選択肢もしくは正誤問題。

大量の論文データを収集し、照合して盗用がないかチェックし、盗用箇所の原典の一部分を表示するような情報解析サービスは、著作権の侵害となる。

著作物は社内イントラネットへのアップロードにおいても公衆送信権の侵害となる場合がある。

改正個人情報保護法では、個人情報取扱事業者が 6 か月以内に消去する短期保存データも、保有個人データに含まれる。

- ウェブデザイン技能検定1級過去問より -

いかがでしょうか?この中で正しく理解している状態で答えられる問題はあったでしょうか?ワールドワイドウェブ(WWW)法務は、多岐にわたる法律を含むため、すべての分野で豊富な実務経験を持って臨むということは現実的ではないでしょう。では、これらの内容はどのように学習すれば合格レベルの実力に高めることができるのでしょうか?

しかもこれらの問題は異なる年に出題されていることから、毎年少しずつ傾向が変わることを意味しています。これでは、過去問をマスターしたとしても、ウェブデザイン技能検定1級試験の対策は不十分になる可能性が高いと言えるでしょう。

ウェブデザイン技能検定1級合格のための対策

ウェブデザイン技能検定1級合格のためには、過去問の演習だけでは難しいことがわかりました。では、どのような対策を行えばいいでしょうか?

最も効果的かつ現実的な対策は、過去問で出題されたカテゴリーに関する学習を深めていくことです。

ワールドワイドウェブ(WWW)法務の場合は、これまでの過去問で出題されたことのある以下の分野を、過去問で出題されていない内容を中心に学習を深めていくことで、出題頻度の高い分野を網羅的に学習することができます。その結果、過去に出題されたことない内容の問題が出てきても、対応できるようになるでしょう。

  • 実務に即した著作権法、個人情報保護法、産業財産権に関する法律についての正確な理解
  • 景品表示法やステルスマーケティングに関する実務に即した正確な知識
  • RFP(Request for Proposal)やSLA(サービス品質保証契約)などのビジネス法務に関する一般的な知識

さらに、出題頻度に関わらず、試験要項記載の分野を網羅的に学習を深めることで、より合格率を高めることができるでしょう。

自分の力だけで乗り越えられるか?

ご自身で過去問以外の内容についても学習を深めることができれば、難易度の高いウェブデザイン技能検定1級も合格できるでしょう。

しかし、ゼロから勉強方法を見つけ出しトライアンドエラーを繰り返すことになるため、合理的な勉強方法を確立するのは簡単ではありません。

おそらく、ウェブデザイン技能検定1級合格を目指す方は、意識が高く仕事以外にも多くの自己研鑽をしていたり、家族をお持ちの方もいるでしょう。そのような環境下で、自分の力だけでゼロから合格につながる勉強方法を確立するのは、多くの時間と労力がかかり、極めて難しいのではないでしょうか?

ワールドワイドウェブ(WWW)法務の有料問題を一部紹介

ウェブデザイン技能検定1級学習サイトで用意している、ワールドワイドウェブ(WWW)法務の有料問題を一部紹介します。

有料問題の一部とサンプル問題をやってみて、ウェブデザイン技能検定1級合格のための勉強に役立つと思ったら、ぜひ有料問題集にチャレンジにしてみてください。

ウェブデザイン技能検定1級学習サイトの使い方

まずは、サンプル問題をやってみてください。

サンプル問題で要領を掴んだら、有料問題集にチャレンジしてみてください。

有料問題集を申し込んでいただくと、月額3,300円ですべての問題集をフル活用することができます。一度受験した経験がある方は、3ヶ月もあれば十分に学習できるでしょう。 2級合格者で初めて1級に臨むという方は、6〜12ヶ月を目安に学習してみましょう。勉強時間にすると1日30分として、90~180時間もあれば十分な実力がつくはずです。

じっくり勉強して理解を深めたり、1級試験に備えたいという方もいらっしゃるでしょう。 その場合は、年割りプランがおすすめです。2ヶ月分お得でじっくり1年間問題集をフル活用して本番に臨めます。

ぜひ、ウェブデザイン技能検定1級学習サイトをフル活用して、ウェブデザイン技能検定1級合格を勝ち取ってください!