ウェブインフォメーションデザインの対策と有料問題集を一部紹介

ウェブインフォメーションデザインとは?

ウェブインフォメーションデザインでは、試験要項記載のインフォメーションデザイン、インタフェースデザイン、ユーザビリティ、各種データベースとの連携によるダイナミックなサイトデザイン等の内容について学習します。

これまでの試験で問われてきた内容は、主にユーザビリティ、各種データベースとの連携によるダイナミックなサイトデザインの内容となっているので、これらの内容をメインに学習していきます。2級では上記の内容に関する基本的な知識を問われることがメインでしたが、1級では2級以上の知識とより高度な内容が問われます。

例えば、アフォーダンスやシグナファイアの実例を問われたり、ISOで定義されているユーザエクスペリエンス(UX)の正確な理解やSQL文のやや複雑なクエリ結果やそのプロセスの理解など、過去問を数年分やった程度の知識ではとても対応できない多岐にわたる内容となるため、網羅的に正確な知識を積み上げていくような勉強をしていかないと極めて難しいレベルの問題となります。

具体例をみた方がイメージしやすいので、2級と1級の過去問を抜粋して比較してみましょう。

ウェブインフォメーションデザイン1級と2級の過去問を比較

ウェブデザイン技能検定2級の過去問では、ウェブインフォメーションデザインは以下のような問題が出題されています。

ヒューリスティック評価とは、UI デザインの専門家がその経験則から問題点を発見する手法である。

- ウェブデザイン技能検定2級過去問より -

この正誤問題の答えは、正解です。基本的なUI/UXの知識を問う問題です。

では、1級の過去問を見てみましょう。

リレーショナルデータベースの冗長構成において、マスタ・スレーブ方式の場合には、すべてのデータベースサーバに対して更新を行う。

- ウェブデザイン技能検定1級過去問より -

この正誤問題の答えは誤りですが、すぐにわかったでしょうか?このウェブインフォメーションデザインの過去問比較では、異なる分野のため一概に難易度の比較はしづらいですが、特にウェブインフォメーションデザインでは試験ごとに出題傾向が変わりやすいです。1級のデータベースの内容は、専門的すぎて何を言っているのかわからないという方もいるでしょう。少なくとも2級まではこのレベルの難易度の内容を問われることがないため、2級までに求められる基本的な知識だけでは対応できないことがすぐに理解できるでしょう。

過去問3年分の150問からわかること

1級のウェブインフォメーションデザインの過去問3年分を調べてみると、以下のような問題が出題されています。※選択肢もしくは正誤問題。

redis についての説明として適切なものを、以下より 1 つ選択しなさい。

  1. MySQL の一部である。
  2. データの永続性を保証することはできない。
  3. データをファイルシステムに書きこむことはない。
  4. データの永続性が必要ない場合においてMySQL などの一般的なRDB と比べて性能的に優位である。

MySQLでは、サブクエリを使用することができない。

リチャード・S・ワーマンによる情報の組織化(5つの帽子掛け)に含まれないものはどれか。以下より1つ選択しなさい。

  1. Location 位置
  2. Alphabet アルファベット
  3. History 履歴
  4. Category 分野
- ウェブデザイン技能検定1級過去問より -

いかがでしょうか?この中で正しく理解している状態で答えられる問題はあったでしょうか?ウェブインフォメーションデザインは、多岐にわたる分野を含むためすべての分野で豊富な実務経験を持って臨むということは現実的ではないでしょう。では、どのように学習すれば合格レベルの実力に高めることができるのでしょうか?

しかもこれらの問題は異なる年に出題されていることから、毎年少しずつ傾向が変わることを意味しています。これでは、過去問をマスターしたとしても、ウェブデザイン技能検定1級試験の対策は不十分になる可能性が高いと言えるでしょう。

ウェブデザイン技能検定1級合格のための対策

ウェブデザイン技能検定1級合格のためには、過去問の演習だけでは難しいことがわかりました。では、どのような対策を行えばいいでしょうか?

最も効果的かつ現実的な対策は、過去問で出題されたカテゴリーに関する学習を深めていくことです。

ウェブインフォメーションデザインの場合は、これまでの過去問で出題されたことのある以下の分野を、過去問で出題されていない内容を中心に学習を深めていくことで、出題頻度の高い分野を網羅的に学習することができます。その結果、過去に出題されたことない内容の問題が出てきても、対応できるようになるでしょう。

  • 最新の各種データベースの特徴についての正確な理解
  • MySQL などの一般的なデータベース管理システムの特徴と実務に即したSQLの使い方
  • ISOで定義されているユーザエクスペリエンス(UX)やヤコブ・ニールセンが提唱するユーザビリティ10原則などの一般的なUI/UXに関する知識

さらに、出題頻度に関わらず、試験要項記載の分野を網羅的に学習を深めることで、より合格率を高めることができるでしょう。

自分の力だけで乗り越えられるか?

ご自身で過去問以外の内容についても学習を深めることができれば、難易度の高いウェブデザイン技能検定1級も合格できるでしょう。

しかし、ゼロから勉強方法を見つけ出しトライアンドエラーを繰り返すことになるため、合理的な勉強方法を確立するのは簡単ではありません。

おそらく、ウェブデザイン技能検定1級合格を目指す方は、意識が高く仕事以外にも多くの自己研鑽をしていたり、家族をお持ちの方もいるでしょう。そのような環境下で、自分の力だけでゼロから合格につながる勉強方法を確立するのは、多くの時間と労力がかかり、極めて難しいのではないでしょうか?

ウェブインフォメーションデザインの有料問題を一部紹介

ウェブデザイン技能検定1級学習サイトで用意している、ウェブインフォメーションデザインの有料問題を一部紹介します。

有料問題の一部とサンプル問題をやってみて、ウェブデザイン技能検定1級合格のための勉強に役立つと思ったら、ぜひ有料問題集にチャレンジにしてみてください。

ウェブデザイン技能検定1級学習サイトの使い方

まずは、サンプル問題をやってみてください。

サンプル問題で要領を掴んだら、有料問題集にチャレンジしてみてください。

有料問題集を申し込んでいただくと、月額3,300円ですべての問題集をフル活用することができます。一度受験した経験がある方は、3ヶ月もあれば十分に学習できるでしょう。 2級合格者で初めて1級に臨むという方は、6〜12ヶ月を目安に学習してみましょう。勉強時間にすると1日30分として、90~180時間もあれば十分な実力がつくはずです。

じっくり勉強して理解を深めたり、1級試験に備えたいという方もいらっしゃるでしょう。 その場合は、年割りプランがおすすめです。2ヶ月分お得でじっくり1年間問題集をフル活用して本番に臨めます。

ぜひ、ウェブデザイン技能検定1級学習サイトをフル活用して、ウェブデザイン技能検定1級合格を勝ち取ってください!