ウェブデザイン技能検定1級合格のための勉強方法と 難易度・勉強時間を分析
難易度の高いウェブデザイン技能検定1級の合格は、学科がカギになる
ウェブデザイン技能検定1級の合格率を正しく把握していますか?
直近5年間(2019〜2023年度)を集計した合格率は、19.52%です。 ※公式発表のウェブデザイン技能検定・技能士資格取得状況より。厳密な1級学科合格者数が非公開のため、1級学科合格者数は、同年度の第4回1級実技申請者数としています。
学科と実技では、どちらの合格率が低いでしょうか?学科の方が合格率が低いです。 直近5年間(2019〜2023年度)の学科合格率は、34.76%で、実技の合格率は66.13%です。難易度の高いと言われるウェブデザイン技能検定1級は、実は学科がその難易度を押し上げていることがわかりました。
直近5年間(2019〜2023年度)の合格率の推移をみると、学科の合格率はほぼ実技を下回っており、学科試験の合格が、ウェブデザイン技能検定1級の合格を左右していると言えるでしょう。
また、2022年度は、学科試験の合格率が12.96%となっており、2022年度のウェブデザイン技能検定1級の合格率が5.56%となっていることからも、合格率が低い年度も学科試験の合格率が影響していることがわかります。
直近10年で、学科の合格率は実技の半分以下。学科が難易度を高め続けている。
さらに期間を延ばして、直近10年(2014〜2023年度)の合格率を見てみましょう。
直近10年間(2014〜2023年度)を集計した合格率は、15.89%です。 学科試験の合格率は27.70%で、実技試験の合格率は66.10%です。合格率をみると、明らかに学科がウェブデザイン技能検定1級の難易度を高めていると言えるでしょう。
直近10年の合格率の推移をグラフ化してみると、学科試験の合格率と1級合格率の推移は同じような傾向があることがわかります。
相関係数というデータ同士の関係性を示す指標を算出してみると、1級合格率と学科合格率は直近10年分で0.83で強い正の相関があることがわかります。ちなみに、1級合格率と実技合格率の相関係数は直近10年分で0.57なので、明らかに学科の合格率が1級試験合格率との相関が高いことがわかります。
これらのデータから、ウェブデザイン技能検定1級は、学科試験の合格率が実技試験よりも低く、学科試験の合否がウェブデザイン技能検定1級の合否を左右する傾向は続く可能性が高いと考えられます。
ウェブデザイン技能検定1級の難易度の高さと合格率が低い理由
ウェブデザイン技能検定1級は、2級までと同様に過去問が公表されているのに、合格率が低いのはなぜでしょうか?
その理由は、2級までに比べて出題範囲が圧倒的に広く、難易度が比べ物にならないほど高くなっているためです。
つまり、過去問だけでカバーできる領域ではないため、過去問を繰り返し学習してマスターしたとしても、過去問以外の範囲から出題されることがあったり、過去問と同じジャンルからの出題であっても、そのジャンルの内容を深く理解できていないため本番で苦戦してしまうということが起きてしまうのです。学科試験においては、実技に比べ過去問の内容がアップデートされやすく、過去問だけでは対策がしきれないことから、より難易度が高くなるために合格率が低くなってしまうと考えられます。
同じジャンルを深掘りする集中型の勉強方法
過去問を解いても、学習が深まらないと感じたことはありませんか?ウェブデザイン技能検定2級レベルであれば、過去問のみで合格できた方もいるでしょう。しかし、ウェブデザイン技能検定1級レベルになると過去問を解いただけでは、物足りなさを感じる方が多いのではないでしょうか?
私は、学生時代の受験勉強のときに、過去問を解くのが苦痛でした。なぜなら、ジャンルが分散しているために学びを深めにくいと感じたからです。
高校受験や大学受験同様、ウェブデザイン技能検定でも過去問を解くのが前提になっています。しかし、ウェブデザイン技能検定1級レベルでは、過去問を解くだけで合格できる人はほとんどいないでしょう。
ウェブデザイン技能検定1級は、学科試験の合格がカギとなりますが、学科試験を合格した方はその多くが実技試験にも合格しています。では、学科試験の合否の分かれ目となるのは何でしょうか?
それは、過去問をベースに自分で同じジャンルの問題を掘り下げて学習を深められるかどうかです。過去問の問題で間違った箇所だけできるようになっても同じジャンルの別問題が出たときに対応できない経験をしたことはありませんか? 学習を深められていないと、応用問題や同じジャンルの別問題が出たときに対応できなくなってしまうのです。
過去問をマスターしただけでは、合格は難しい
ウェブデザイン技能検定公式サイトには、過去問や練習問題が公開されており、それらをマスターしておくことは前提となるでしょう。
過去問の内容を理解し、傾向をつかむことに意味はありますが、試験の傾向が変わったり、同ジャンルの深掘り学習が不足している場合は、過去問や練習問題にない問題が出てきたら太刀打ちできないという大きな課題があります。
もし、本番の試験で過去問には出てこなかった問題が出題されるとしたら、どのような対策をしますか?
確実な試験対策は、試験要項を理解すること。
ウェブデザイン技能検定1級の試験要項、実技試験概要を熟読していますか?
この中に、出題形式や試験範囲が具体的に示されています。その内容を理解し、勉強すれば確実な試験対策になります。
では、具体的にどのような試験対策を行えばいいのでしょうか?
最新の過去問3回分150問と試験要項から導き出した300の問題集
試験要項を見ただけでは、具体的な対策を立てることは難しいでしょう。
そこで私は、最新の過去問3回分とその試験要項を熟読し、さらに試験の元になっている様々な文献を読み漁ったうえで、独自に厳選した300の問題集を作り上げました。
出題率の高いカテゴリーを集中的に深掘りした勉強ができるシステム
過去3年分の150問から出題率の高いカテゴリーを効率的に勉強ができるように、独自に重み付けを実施した300問を作成しました。
その結果、自然に効果の高い「同じカテゴリーを深掘りする集中型の勉強方法」を実践できるようになっています。
カテゴリー別の勉強方法と有料問題を一部紹介
ウェブデザイン技能検定1級学習サイトでは、10のカテゴリー別の勉強方法と有料問題の内容を一部をご紹介しています。
10のカテゴリーごとに、2級と1級の過去問を比較しながら、その違いをわかりやすく解説しているので、ぜひウェブデザイン技能検定1級の学習にお役立てください。
- ウェブビジュアルデザインの対策と有料問題集を一部紹介
- ウェブ標準・コーディング技術(HTML)の対策と有料問題集を一部紹介
- ウェブデザイン技術(CSS•JavaScript)の対策と有料問題集を一部紹介
- サーバーサイドアプリケーションの対策と有料問題集を一部紹介
- インターネット概論の対策と有料問題集を一部紹介
- ワールドワイドウェブ(WWW)法務の対策と有料問題集を一部紹介
- ウェブインフォメーションデザインの対策と有料問題集を一部紹介
- アクセシビリティ•ユニバーサルデザインの対策と有料問題集を一部紹介
- ウェブサイト設計・構築技術・運用・管理技術の対策と有料問題集を一部紹介
- 安全衛生・作業環境構築の対策と有料問題集を一部紹介
スキマ時間に、スマホでできる。
公式サイトで公開されている過去問は、PDFファイルでスマホではかなり読みづらいです。
ウェブデザイン技能検定というのなら、完全スマホ対応の過去問を用意してほしいと思うのは、私だけでしょうか?
私は、エンジニアとして、完全スマホ対応した一問一答式アウトプット型問題集を作りました。さらに、SPAという最新の技術を使ってサクサク問題を解き進められるように工夫しました。
電車の移動中や、信号待ちの時間、家のソファーでくつろいでいる間にも、ストレスフリーで効率的な学習が可能です。
ぜひ、サンプル問題で、体感してみてください!
ウェブデザイン技能検定1級学習サイトの使い方
まずは、サンプル問題をやってみてください。
サンプル問題で要領を掴んだら、有料問題集にチャレンジしてみてください。
有料問題集を申し込んでいただくと、月額3,300円ですべての問題集をフル活用することができます。一度受験した経験がある方は、3ヶ月もあれば十分に学習できるでしょう。 2級合格者で初めて1級に臨むという方は、6〜12ヶ月を目安に学習してみましょう。勉強時間にすると1日30分として、90~180時間もあれば十分な実力がつくはずです。
じっくり勉強して理解を深めたり、1級試験に備えたいという方もいらっしゃるでしょう。 その場合は、年割りプランがおすすめです。2ヶ月分お得でじっくり1年間問題集をフル活用して本番に臨めます。
ぜひ、ウェブデザイン技能検定1級学習サイトをフル活用して、ウェブデザイン技能検定1級合格を勝ち取ってください!