第3章 ウェブデザイン技術の内容を一部紹介
ウェブデザイン技術とは?
ウェブデザイン技術について、ウェブデザイン技能検定の最新の試験要項では、以下のように定義されています。
- ハイパテキストマーク付け言語及び拡張可能なハイパテキストマーク付け言語(HTML・X HTML)とそのコーティング技術
- ハイパテキストマーク付け言語(HTML)
- 拡張可能なハイパテキストマーク付け言語(XHTML)
- 拡張可能なマークマップ言語(XML)
- その他、関連する言語等
- スタイルシート(CSS)とそのコーディング技術
- スタイルシート(CSS)のスタイル及びコーディング利用についての詳細な知識
- スタイルシート(CSS)のレベル、各ウェブブラウザの対応状況に関しての詳細な知識
- スクリプト
- 文書オブジェクトモデル(DOM)
- Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)
- ライブラリ
- サーバサイドアプリケーション
- サーバ及びクライアントにおけるスクリプトとプログラム
- コモンゲートウェイインタフェース(CGI)
- アクティブサーバページ(ASP)
- ハイパテキストプロセッサ(PHP)
- ジャバサーバページ(JSP)
以下の記述言語についての詳細な知識
以上のハイパテキストマーク付け言語における各種タグ及びコーディングについての詳細な知識
以下のエクマスクリプト(ECMAScript)のコーディング及びシステムについての詳細な知識
以下のサーバサイドアプリケーション及びスクリプトについての一般的な知識
ここまでが、ウェブデザイン技術についての要項となります。
試験要項について、2級と3級の違いを見てみましょう。主に以下の点が異なります。
- ハイパテキストマーク付け言語(HTML)に関するより詳細な知識
- スタイルシート(CSS)とそのコーディング技術に関するより詳細な知識
- スクリプトに関する以下の点
- 文書オブジェクトモデル(DOM)
- Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)
- ライブラリ
- サーバサイドアプリケーションに関する内容
HTML、CSSに関する詳細な知識と、スクリプト、サーバーサイドアプリケーションの内容が追加されました。
ウェブデザイン技術における2級と3級の違い
ウェブデザイン技能検定の3級では、ウェブページを構成する基本的なHTMLとCSSの使用方法が中心に試されます。具体的には、HTMLタグの基本的な機能や用途、CSSによる簡単なスタイリングが問われることが多く、ウェブページの基本的な見た目と構造を作成できる能力が求められます。また、3級レベルでは基本的なウェブページのテンプレートを使用し、簡単なコンテンツの配置を理解し実行できることが重要です。
一方で、2級ではより高度な技術が要求されます。JavaScriptの基礎を含め、動的なコンテンツの管理やより複雑なレイアウトの実現、フォームの処理、ウェブサイトのパフォーマンス最適化など、実際のウェブ開発現場で直面するような課題に対応できる能力が試されます。2級では、HTML5やCSS3の高度な機能を利用して、レスポンシブデザインやアクセシビリティに配慮したサイト構築ができるかが重要なポイントとなります。
効果的な勉強方法のポイント
ウェブデザイン技術を2級レベルにまで高めるためには、まずHTMLとCSSの基本的な知識をしっかりと身につけることが基礎となります。その上で、JavaScriptやその他のフロントエンド技術(たとえばjQueryやReactなど)の基礎を学ぶことが推奨されます。
できれば、リアルなプロジェクトを通じてこれらの技術を活用し、実際に複数のページから成るウェブサイトを自ら設計し、構築する経験を積んでおきたいところです。
そういった経験がなかったり、少ない方でもウェブデザイン技能検定2級学習サイトを活用いただくことで、単なる過去問を解くだけの薄っぺらい学習とは異なる深い学びを得られるので、ぜひ活用ください。
ウェブデザイン技術の内容を一部ご紹介
ここでは、ウェブデザイン技術の問題集から一部をご紹介します。アニメーションで紹介しているのは、JavaScriptのイベントの制御に関する問題です。
preventDefault()メソッドを紹介しています。このメソッドは、ユーザーエージェントに、このイベントが明示的に処理されない場合に、その既定のアクションを通常どおりに行うべきではないことを伝える役割を持っています。
業務などで、JavaScriptの実装経験があれば、よく使うメソッドですが、実装経験が少ない方はよくわからないという方が多いでしょう。
業務経験を積んでいることが理想ですが、そうでない方でも、問題集をフル活用すれば十分理解できるようになるので気軽にサンプル問題からトライしてみてください。
ウェブデザイン技能検定2級学習サイトの使い方
まずは、サンプル問題をやってみてください。
サンプル問題で要領を掴んだら、有料コンテンツにチャレンジしてみてください。
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じっくり勉強して理解を深めたり、1級試験に備えたいという方もいらっしゃるでしょう。 その場合は、年割りプランがおすすめです。2ヶ月分お得でじっくり1年間問題集をフル活用して本番に臨めます。
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