第4章 インターネット概論の内容を一部紹介

インターネット概論とは?

インターネット概論について、ウェブデザイン技能検定の最新の試験要項では、以下のように定義されています。

  1. インターネット
  2. 以下のインターネットの仕組みについての詳細な知識

    • インターネットの仕組み
    • ワールドワイドウェブ(WWW)
    • 通信プロトコル
    • ハイパテキスト転送プロトコル(HTTP)
    • その他、インターネットについての詳細な知識
  3. ネットワーク技術
  4. 以下のインターネット接続法についての詳細な知識

    • アクセス方式
    • ネットワーク接続法
    • サーバ・クライアントモデル
    • 端末と接続機器
    • その他、インターネットに関わるネットワーク技術についての詳細な知識
  5. インターネットにおける標準規格、関連規格の動向
  6. 以下のワールドワイドウェブ(WWW)における各種標準化団体及び標準規格及び関連規格、動向についての一般的な知識

    • 日本産業規格(JIS)
    • 国際標準化機構(ISO)
    • ワールドワイドウェブコンソーシアム(W3C:World Wide Web Consortium)
    • インターネット技術タスクフォース(IETF: Internet Engineering Task Force)
    • 欧州電子計算機工業会(ECMA:ECMA International)
    • ウェブ・ハイパテキスト・アプリケーション・テクノロジー・ワーキング・グループ(WHATWG:Web Hypertext Application Technology Working Group)
    • その他、ウェブデザインに関わる各種規格、技術動向についての詳細な知識
  7. ウェブブラウジング
  8. 以下のウェブブラウジング技術における詳細な知識

    • ブラウジング
    • 端末
    • ウェブブラウザの種類と仕様
    • サービス
    • データベースとの連携
    • 認証サービス

    以下のウェブ表示端末についての一般的な知識

    • 携帯端末
    • 家電製品

    各種端末に向けてウェブサイトを表示するための技術についての詳細な知識

  9. ワールドワイドウェブ(WWW)セキュリティ技術
  10. 以下のワールドワイドウェブ(WWW)における各種セキュリティ技術についての一般的な知識

    • ウェブブラウザの種類と各種仕様
    • 公開鍵暗号基盤(PKI)
    • ファイル転送

    以下の各種法令に関する一般的な知識

    • 不正アクセス行為の禁止等に関する法律
    • 個人情報の保護に関する法律

    以下のインターネットにおける各種セキュリティ及びマルウェア等の攻撃についての一般的な知識

    • インターネットにおける不正アクセスの種類・方法
    • マルウェアの攻撃方法
    • 対処、対策方法
  11. インターネット最新動向と事例
    • インターネット及びワールドワイドウェブ(WWW)に関わる各種最新動向についての詳細な知識
    • ウェブサイトを利用したビジネスモデルについての一般的な知識
    • ウェブデザインに関わる最新事例についての詳細な知識

ここまでが、インターネット概論についての要項となります。

インターネット概論における2級と3級の違い

ウェブデザイン技能検定の3級試験では、インターネットの基本的な概念や歴史、基本的なネットワーク技術に関する知識が問われます。これにはインターネットがどのように機能するか、基本的な通信プロトコル、そしてインターネットサービスの一般的な種類についての理解が含まれます。3級では、インターネットの基礎用語とその用途の理解が主に評価されます。

一方で、2級試験ではこれらの基本知識に加えて、より深い技術的詳細についての理解が求められます。2級では、インターネットのセキュリティ問題、詳細なネットワーク技術、データ転送のプロトコル、クラウドコンピューティングの基礎など、より専門的な内容が含まれます。さらに、現代のインターネットが直面している課題や、IoT(Internet of Things)やAI(人工知能)技術の影響など、最新のトレンドについての知識も2級レベルでは重要視されます。

効果的な勉強方法のポイント

インターネット概論を2級レベルで理解するためには、まずインターネットの基本構造と機能についてのしっかりとした理解が必要です。基礎から始め、インターネットの歴史や重要な技術的発展について学びます。次に、セキュリティプロトコルやネットワーク技術の詳細な学習を行い、現代のインターネットがどのように進化しているかを把握することが重要です。

できれば、実際のネットワーク設定やセキュリティ設定の実践を通じて理論を実際のシナリオに適用する経験を積んだり、オンラインコースや関連するワークショップに参加して、インターネット技術の実際の適用例を学ぶことが効果的でしょう。また、最新のインターネット技術やトレンドに関する記事やレポートを定期的に読むことで、知識を常に更新し続けることが2級試験合格の鍵になるでしょう。

そういった経験を積むのが大変な方だと感じる方も多いでしょう。そんな方は、ウェブデザイン技能検定2級学習サイトを活用いただくことで、単なる過去問を解くだけの薄っぺらい学習とは異なる深い学びを得られるので、ぜひ活用ください。

インターネット概論の内容を一部ご紹介

ここでは、インターネット概論の問題集から一部をご紹介します。アニメーションで紹介しているのは、TCP/IPモデルに関する問題です。

TCP/IPモデルとは、現在のインターネット通信および イントラネット通信において最も利用されている通信プロトコルです。

業務などで、ネットワーク関連を経験している方は熟知されているでしょうが、実装経験が少ない方はよくわからないという方もいるでしょう。

業務経験を積んでいることが理想ですが、そうでない方でも、問題集をフル活用すれば十分理解できるようになるので気軽にサンプル問題からトライしてみてください。

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